武術と流行り:理想の突きは素人の握り方?

2021/04/27

先日、私が考案した技術「本拳」の動画を公開しました。

 

動画を見て頂ければ解ると思いますが、おそらく普通の人が見たら、

 

「全然強く見えない」

 

と思うでしょう。

また、ある程度の経験者が見たら、

 

「握りが甘い」

「手首が曲がっている」

 

等と思われるでしょう。

このような感想について、いちいち弁明しようとは思いません。

話すと長くなるので😅

 

この本拳と言う技は、今の私の武術観の集大成であります。

ただ、本拳は極一部の人にのみ知られつつも、広くは流行らないでしょう。

 

時代にそぐわないからです。

 

逆に今の時代にマッチしている技術(打撃)の特徴を挙げてみましょう。

 

  1. 見栄えがする いわゆる映える
  2. 受けた時に強い衝撃を感じる
  3. 試合で使える
  4. 短期間で習得できる

等があります。

 

私が最初に執筆した本「相対軸」は、上記の「1」以外は全て当てはまります。

つまり、相対軸の打撃は、受けた時に強い衝撃を感じ、試合で使えます。

「短期間で習得できる」とまではいかないまでも、少なくとも理論は確立しており、誰でも習得の手掛かりを得る事ができます。

 

なので、比較的流行りました😊

 

しかし、「本拳」は、

 

  1. 見栄えがしない
  2. 受けた時に強い衝撃を感じないが、嫌な感じはする
  3. 試合で使えない ※ひと工夫すれば使える
  4. 短期間で習得できない(川嶋以外誰も習得出来ていない)
です。
これでは、流行る訳がありません😅
 
「相対軸」や後に出版した「内発動」は、
 
「皆の役に立つように」
 
という気持ちがあり、世に出しました。

しかし、「本拳」や「崩導」といったものは、正直人の役に立つ立たないは、一切考えていません。

自分自身の武術修行で生まれた概念であり、本来めちゃくパーソナル(私的)なものです。

 

空手教室や格闘研究塾に関しては、「強くする」事を考えています。

しかし、崩導の稽古は、「強くする」という考えは殆どなく、

 

「川嶋佑の武術観を学ぶ」

 

という時間になってしまいます。

ただ、そんな私の武術観に触れる事を楽しんでいただける奇特な方がいらっしゃるので、崩導を続けさせて頂いている所です。

 

私の武術観に興味がある奇特な方は是非日暮里ブドステまでお越しください😊

 

BUDO-STATION(日暮里駅徒歩7分)

川嶋佑のクラス 空手/キックボクシング/護身術 

 


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