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子供に充分な練習をさせずに試合出場させるのは虐待に等しい

2021/03/26

今は、コロナの影響で、空手の試合自体かなり少ないですが、コロナが収束次第、少しずつ試合は増えて行くと思います。

そこで、常設道場運営時代に書いた記事、

 

「子供の試合について」

 

を改稿して再掲載します。

子供に空手を習わせている全ての保護者さんに知って欲しい内容です😊

 

☆☆☆☆☆

 

私は生徒への指導の際、

 

「強くなってから試合に出るのでなく、試合に出て強くなる!」

 

という事を伝えていました。

試合に出ることによって、

 

「どんな練習をしなければいけないのか?」

「どれぐらい練習しなければならないのか?」

 

が体感できるので、練習に対する意識が代わり、

 

試合→練習(課題の克服)→試合(課題の検証)→練習(課題の克服)…

 

となります。

このサイクルを作る事を「試合に出て強くなる」と表現したのです。

しかし、「試合に出て強くなる」という言葉を額面通り捉え、

 

親が嫌がる子供を充分な練習をさせずに試合出場させる

 

例が多々ありました。

デビュー戦(初めての試合)はどんな形でも良いのです。

まだ何も解らないのですから。何事も経験です。

しかし、1回目の試合で子どもが負けた後も、稽古の練習量、課題を克服する努力(自主練等)をしないまま、また次の試合に出場させる例が多々ありました。

これは、

 

「テスト勉強をろくにせずにテストだけ受けさせる」

 

ようなものです。

筆記テストで例えるといかに、ずれた考えかがわかるでしょうが、空手の試合だと、わかない事があるようです。

子どもはわからなくても仕方ないので、大人が教えてあげないとダメなんですが、大人までわからない場合があります。

 

例え子どもであっても、一度試合で負けたら、練習で課題を克服しないうちから、また試合に出ても、同じ目に合うのは本能で理解できます。

なので親に無理やり試合に出場させられる子達は、試合前になると萎縮し、恐くて泣く子もいました。無理もありません。

 

そんな経緯があったので、子どもの試合出場は、

「2回目以降の試合出場は、組手強化クラス(試合用に特化した練習)に入らないと認めない」

としました。

 

そうすると組手強化クラスに参加するかな?と思ったら入りませんでした。

そうなると必然的に試合には出場できない事になります。

 

当時私は、その現象を不思議に思いました。

試合より組手強化クラスへ参加する方が、はるかにハードルが低いのですが、今思うに、

 

親は空手の試合の恐さや痛さを知らない

 

事が根本にあるのでしょう。

ただでさえ、試合は恐くて痛いのです。

これは一度でも経験すればわかるでしょう。

なので、子どもに試合を強要する親御さんは、一度ご自身が出場して欲しいですね。

 

大人が取り組み方や考え方が甘くて痛い思いをするのは自己責任ですが、子どもが理不尽に痛い思いをするのはかわいそうです。

 

「練習しないで空手の試合に出場して下さい」

 

と言われたら誰でも断るでしょう。

よって、ロクに練習をさせずに空手の試合に出場させる行為は、私に言わせたら虐待に等しいのです。

 

自分(大人)がされて嫌な事は子どもにもしない

 

これが私の教育指導方針です😊


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