指導で気を付けている事の一つ“笑わない”
2021/03/21
今日は私が指導をする上で、一つ気を付けている事を紹介します。
それは、
笑わない
事です。
これは何も、私の指導中が、無表情であったり、厳しいという事ではありません。
指導中に笑顔になる事は沢山あります😀
休憩中や稽古前後の楽しい雰囲気で笑う事もあります。
具体的に“笑わない”とは、
生徒が失敗した時に
“笑わない(苦笑や失笑しない)”
という事です。
特に子供の指導の時は気を付けています。
例えば、子供の失敗に対して、大人側は一切の悪気無く、
「微笑ましい」
気持ちで、笑ってしまう事があります。
しかし、子供からすれば、大人の笑いは、
ダメで笑われたのか?
微笑ましい気持ちなのか?
の区別がつきません。
「笑われる」
は、小さい子でも、大人が思っている以上に敏感に反応します。
子供でも、大人でも、何かに対して挑戦する時、学ぼうとする時に、笑われて良い気持ちにはなりません。
なので、子供の指導中、微笑ましい失敗に対して、つい笑いたくなっても、
「難しかったね~」
と共感するか、
「大丈夫!大丈夫!」
と励ますようにしています。
大人でも同じです。
大人は上手く行かない時に、自虐的、あるいは諦めの気持ちから、自分から笑ってしまう時があります。
そんな時も私は、笑顔になりつつも、
「コレ難しんですよ!」
「最初のうちは皆苦戦するんですよ!」
と明るく励まします。
一般的に「笑う」という言葉には、ポジティブな印象を抱きますが、自分が笑われた時は、思いの外ネガティブに捉えるものです。
失敗に対して、
笑われる
苦笑される
失笑される
という反応をされたら、誰でも嫌ですよね?
漫才師や芸人も、
笑われているのか?
笑わせているのか?
は、大きな違いですからね。
なまじ経験を重ねた指導者程、やってしまいがちなので、気を付けるようにしています。
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